今日、学校祭を開催していた芦別中学校に行ってきた。
芦別中学校に足を踏み入れたのは卒業以来25年振り!
と思ったのだが、大学時代に教育実習でお世話になっていたのを思い出した(オレはこれでも一応教員免許を持っているのである)。
それにしても18年振り。生徒は全員オレが最後に中学校に足を踏み入れてから後に生まれた人達。やはり随分時間が経ってる。オレの髪が半分近く白くなる訳だよ。
校舎は改装されてる部分があるものの、通学路から見えるその風景は当時とほとんど変わらない。そのせいか当時の事を一気に思い出した。
中学時代のオレは先生が模範生として名前を挙げるような良い生徒ではもちろんなく、先生を心配させ怒らせ時に鉄拳を振るわせ時に泣かすような不良でもなく、ひと言で言えば行動の読めない変わった生徒だったように思う。
1年生の時、使用禁止になっていた扉をぶち壊して校舎横の民家にあったさくらんぼを休み時間毎に食べに行ってたのがバレて正座させられた。強風の日にめくれ上がった天井の裏側が気になって当時流行っていたカワグチヒロシになったつもりで天井裏を探検して転んで足に15針縫う怪我をした。2年生の時に担任に何度かしばかれた理由は担任の頭がちょっとアレだったからじゃないかと思う以外は今でも全く理由が分からんけど、3年の時は、玄関掃除をしていた時に掃きためたゴミを蹴散らかした他クラス生徒とのケンカで相手の鼻を折ってしまったり、友人が持ってたポケバイを修理して公園で走らせてたのが何故かエラい騒ぎになって担任が書いていた学級通信でそれを糾弾され校長室で半日正座させられたり。
これは全部親に報告された出来事。だから当時の担任はオレをそんな生徒として思い出すんじゃないかと思う。
あと、当時より近くに見える天井を見ているうちに、男子特有の幼さというかバカさをかなりの濃度で持ってたのも思い出した。
2年生の時にオレも含め何人かの男子の間で流行っていたのが、廊下を数メートル走ってその勢いを使って壁を蹴った力でジャンプし頭頂部で天井にタッチするという遊び。その遊びで天井に穴を空けた友人はヒーローになった。今では何がそんなに面白かったのか全く分からんけど、一時休み時間毎に夢中になってそれをやってた。今のオレなら間違いなくヒーローになれるのだが、今はそんな事をする生徒はいないのだろうか?
1年生の時の校舎は残念ながらもう無くなっていたが、職員室前にあった当時の担任教諭の写真を見ているうちに1年生の最後に30年後の自分というテーマで作文を書いたのを思い出した。そこに何を書いたかという肝心なところは全く覚えてないのだけど、その30年後が2年後になっているところで、当時の友人達との交流がfacebookを使うようになって復活し、実際の30年後の姿を見られるようになったは嬉しい事だ。
今日校舎内を歩いているうちにそうして交流が復活した友人達の当時の姿を思い出す場所がいくつもあった。20年以上疎遠になっていたのに不思議だよ。
写真はそんなノスタルジックな気持ちになってバシャバシャ撮ったもの。
↑この風景は25年前と変わらない。
↑友人が頭で天井に穴空け、ヒーローになった場所。
↑オレがケンカをした場所。
↑2年生の時の教室からの眺め。当時の2年A組。
初夏のある日、帰りの会の途中で全開になっていたここから入る風が強いからと友人が窓を閉めたら何故か担任が突然キレてその友人をはり倒した。そんなおかしな出来事も当時のオレの座席からの視点で思い出した。
↑当時の2年D組前廊下からのテニスコートの眺め。
↑オマケその1
美術部の作品が展示されてた当時の2年C組前。美術部の皆さんしっかり作ってた。特に廊下に展示されてたこの動物の作品が気に入りました。芦別中学校の美術部は活発に活動してると聞いているので日をあらためて伺いたいと思っている。
↑オマケその2
当時の気持ちになって楽しい時間を過ごさせてもらいました。
こういう気持ちになれる場所があるのっていいもんだ!
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