ドイツ滞在記・11日目

4/13（金）
帰国の日。
５時起床。最後の荷物チェックをしてから、パンとサラミで朝食を取る。今日テーゲルから乗る飛行機は9時55分発。小心者のオレはいつも３時間前に着くようにしているので、６時前に久保田の部屋を出る。最寄りのUバーンの駅まで久保田が見送りに来てくれた。電車が入ってきたところで別れの挨拶をし、電車に乗り込む。次に久保田と会えるのはたぶん久保田が一時帰国する秋頃。それまでにオレの状況は何か変わってるだろうか？
電車の乗り継ぎがスムーズに行き、飛行場に着いたのは３時間以上前。あとはチェックインが始まるまでベンチで寝て待つだけ。
チェックインが始まったのは出発時間の１時間半前。その間に買い忘れてたいくつかのお土産を買い、チェックインが始まってすぐにチェックインを済ませる。
もうユーロもほとんど持ってないし、だからさっさと手荷物検査を済ませて搭乗ゲートまで進み、そこのベンチで搭乗時間までもう少し寝ようと思ったが、少し経つとそのゲート近くのレストランでそんな朝早くからビールを飲んで騒ぎ始めた２０代くらいの集団がいたせいで眠れなかった。こいつら野獣だよ、ホント。
嫌な予感がしていたが、奴らはオレと同じ飛行機に乗って飛行機の中でもCAを何度も呼び、ビールを頼んでる。英語でオーダーしているからドイツ人でもデンマーク人でもないのだろう。どいつもこいつもオレよりもデカイから、きっと北欧人だと思うが、外国でそんな事がよく出来るなと思ってしまう。
結局飛行機内でも眠れないままコペンハーゲン到着。
それから成田までの飛行機の出発時間は約５時間後。長い・・・。まあ、一番安いチケットだからしょうがないのだが、その５時間の間にスカンジナビア航空はベルリンからコペンハーゲンまで飛行機を飛ばしてないのだろうか？隣の国だぞ。なかったら不便だろ。

寝るのにちょうどいいベンチを見つけたので、そこで横になって、本を読んだり、この日記を書き上げたり、寝たりして過ごした。
掲示板に次に乗る飛行機の搭乗ゲートが表示されてからそちらに移動。その前にパスポートコントロールを通ったが、スタンプも押されず通過。
そのパスポートコントロールを通ってすぐのところにセブンイレブンがある。その頃にはさすがに腹が減り、喉が渇いたのでしょうがなくスプライトと、焼き鳥を少し大きくしたような食べ物（その店で一番安かった）を購入。この飛行場内ではデンマークの通貨もユーロも、どちらも使えるのでユーロで払ったのだが、デンマークの通貨でお釣りを渡された。そんなマジックみたいな事ありなのか？それに渡されたのは５０円硬貨みたいな穴のあいた硬貨２枚。これは一体いくらの価値があるんだ？何かすごく騙されてる気がするのだが・・・。
搭乗ゲート近くのベンチでさらに寝る。帰れる安心感からなのか、疲れが出たのか、時差が残ってるのか、とにかく眠いので、この飛行場ではベンチに座る度に眠っていた。そんな、半分寝ぼけてるような状態だったせいで、待ち時間の５時間もすぐに過ぎ、搭乗時間となった。
帰りの便もかなり空いていたのだが、オレの座席の前にまたもやビールをあおって騒いでるさっきとは別の野獣集団がいる。年齢はバラバラで、どういう集団なのか分からないが、とにかくうるさい。どうしてオレはこういう目に遭うのだろうか？
こういう連中は似たような集団と鉢合わせになって殴り合いでもしてくれればいいのに。それに、こいつらは一体日本に何しにくるんだ？六本木あたりを我が物顔で闊歩する外国人どもはこういうタイプなんじゃないかと思う。右翼の皆さん、街宣車なんか走らせる前にまず、こういう外国人を教育して下さいよ。
そんな事を思いながらテレビゲームの「上海」をやってた。あとは本を読んだり、この日記を書いたり、テレビのスポーツ専門チャンネルを見たり。

ここから先の事はメモがない。これを書き上げている4/20時点の記憶では、機内食は、１回目が和食、２回目がパンやチーズだったと思うけど、行きの飛行機のようにはっきりと分からない。野獣どもが成田空港に到着しても騒いでたのは覚えてますが。あー、あと、税関で、鞄のチェックはされなかったけど、身体検査を受けたっけ。
そうして日本に到着したのは4/14の午前11時頃。
今年は桜を見逃した。

Comments

[otokokubota]

今はどうかわかりませんが、六本木夜回り右翼は、存在したようです。「お前、ここは日本だ。日本語をしゃべれ」と外人に言ってました。

[mohican]

あーそうなんだ。
オレは、あの手の外国人に喧嘩を売った日本人（たぶんちょっと酒が入って気持ちが昂ってるだけの一般人）が逆に返り討ちにあってる、そういう無様な写真なら見た事があるけど。
ホント、あの手の連中を教育してほしい。