先週、ドイツから郵便物が届いた。差出人は以前勤めていた大学に研究生として来て以来親交のあるミヒャエル・フロマーで、送られてきたものは彼のドローイング集。
彼が近年ドローイングを描きためていたのは知っていたが、それを一冊にまとめるとこんなしっかりした本になるのかと思う量だった。本の中ではドローイング一枚一枚につながりを感じ、ページを捲っていると詩でも読んでるような感覚になる。中には自分もそういう場面を実際に見た事がある気がするものがあったりして面白い。日本でも売れるんじゃなかろうか。どなたかそちら方面に通じる書店をご存じないですか?
最近、引越し準備と仕事の忙しさからアート方面での活動が疎かになっていたのだが、このプレゼントに多いに刺激を受け、目が覚めた。
来年展示の予定が3回あるし、引越しが済んだら少しずつ制作を始めよう。そもそもそれが目的の引っ越しだし。
こうした刺激をくれる友人知人がいるお陰で大した才能もないオレがなんだかんだと10年、創作活動を続けてこれた。
そして一先ず来年も続けられそうだ。
ありがたいです、ホント。
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