先週東京からお客さんが来た。国内外、出張に行く事が多いお客さんだったので、その先々の面白い経験や食べ物についていろいろ聞かせてもらった。お礼にその話しに対抗出来る経験を話したいと考えて、思い出したのは小学一年生か二年生の時出てきた給食の一品。
それは一見モナカのアイスなのだけど、中に詰まっているものは納豆というすげー食べ物。デザート(今ならスイーツというのか?)という位置づけで出てきたが、覆ってるものがモナカで中身が納豆という食べ物にデザートな要素等どこにもない。これがデザートならなんだってデザートになれるだろ。他のものに例えようのない、シブ過ぎる組み合わせだ。
きっと、給食の献立を考える栄養士さんが
「栄養価の高い食べ物を食べさせたい」「子供はお菓子が好き」「あまりお金をかけられない」という三つのキーワードを結びつけて生まれた食べ物だと思う。
オレはそれを食べてどういうリアクションをとったか覚えてない。オレの記憶は、一噛みして見えたそのモナカの断面図。それからその食べ物の名前が「ナッピー」という事。
オレはこれは確かに経験した事だと思っているのだけど、これを人に話しても信じてもらえないから、最近ではそれが事実だったという自信がなくなってきている。
しかし、ガリレオの「それでも地球は回ってる」的な言い方で「やっぱりナッピーはあった」と言いたいのである。
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