皆さんこんばんは。
年が明けてからテンポよく土曜日に更新してきましたが、今回はちょっと間が空いて月曜日の更新です。
先週一杯東京にて営業し、昨日、というか正確には今日、北海道に戻りました。
8日振りの北海道は相変わらず白く寒いです。
ガガーリンなら間違いなく「北海道は白かった」と言います。ガガーリンじゃなくてもそう言います。
今回の上京の目的はギフトショー出展。
今日はギフトショー会期中お問い合せ頂いたいくつかの会社と早速話しをさせて頂きました。
なんとか決めたい。慣れない営業の疲れはかなり残ってるけど決められるよう頑張ってます。
さて、昨年のギフトショーは力みまくって東京滞在中の全ての出来事を仕事と捉え「ここでヘマをしたらオレは死ぬ、家族も死ぬ」位に切羽詰まってたけど、現実ではヘマをしまくったにも関わらず死ぬ事なく1年が経ち、そのせいか今回は滞在中の時間を楽しむような気持ちの余裕を少しだけ持つ事が出来た。これは今の生活に少し慣れたという事もあるけれど、もっと大きな理由はこのブログを通してオレが東京にいるのを知り「会おう」とか「呑もう」とか「せっかくだから集まろう」なんて言葉をかけてくれる仲間がいたからだと思う。オレは大した事は出来ないけど、友人知人、仲間には恵まれてる。つくづくそう思う。
複数の人の「呑もう」という言葉に押されて国分寺roofを5日の晩に予約したところ、中山君、次郎、門脇、久保田、松田、文平、他女性3名、合計9人集まってくれた。ありがたい話しです。
しかしその飲み会で久保田と次郎と門脇は止めどなく下ネタトークを爆発させた。
普通は「ヨシオカさん、北海道の生活はどうですか?」とか「ギフトショーの反応はどうでしたか?」って話しになるんじゃねーの。
それがこの3人が話す言葉には全て「ピーーーーーーー」と入れなくてはならんような話し。
その話し、オレがいないと話せない話しなのか?今ここじゃないと話せないのか?
オレはこれでも北海道全域にさわやかな朝をお届けするミッションを背負っている男なのだよ。
といいつつ、すげー楽しくて帰れなくなって、二軒目にも行ってしまった。そこでも3人は引き続き下ネタを展開させてた。
帰りに写真をパシャリ。
真っ暗な写真だけどここには次郎他数名が写ってる。顔出しNGな次郎を何とか写したくて苦肉の策で撮った写真。というのではなく、ただ酔っぱらって撮った写真。念のためモザイク処理。
日曜日には武蔵村山の久保田のスタジオに何年かぶり行ってきた。
今年オレは彫刻の制作と展示は中断すると何回か前の日記に書いたけど、それとは別に5月に地元芦別で木工関係の会社が集まって開催される「もくもく祭り」というイベントで即興で作品を作ってほしいと頼まれているのでそのイベントに参加する予定がある。
そのため久保田組スタジオに封印していたチェーンソーと斧を取りに行ってきた。チェーンソーと二本ある斧のうち一本は用意したダンボール箱に上手く収められたのだけど、一本が入らない。しょうがないので置いて行こうとしたら持って帰ればいいと久保田が言うのでそれはそうだと思って、斧の柄を握りしめてスタジオの外に出ようとしたら久保田が「ヨシオカさん!!いくらなんでもむき出しはヤバいですよ!!」と言って慌ててダンボール箱を用意してくれた。
久保田に突っ込まれてしまったよ。人生で初めて久保田に突っ込まれたような気がする。
8年前、久保田と一緒にドイツに行った時の帰国の日の朝、久保田はいつもお世話になってる大森さんへのお土産だと言って隣りの酒屋にビールを買いに行った。缶ビールを2〜3本買ってくるのかと思ったら久保田は瓶ビールを1ダース、ケースごと買って両手に抱えて戻ってきた。それを見た友人ミヒャエルが「Are you serious?」と真顔で言った。
そんな事を思い出した。そんな久保田に突っ込まれてしまった。
ヤバいな。
フライトまで5時間程余裕があったので、ダンボールに包んだ斧を抱えて再度roofへ。
roofには相変わらずお客さんがたくさんいた。しかもほとんど女性。
そんな中、オレはパスタを、久保田はタンドリーチキンを上品に嗜む。オレと久保田はこれでもかつてパリに住んでた元パリジャン。身に染み付いてる上品はそんじょそこらの日本人とは違う。パスタはスプーンとフォークを使ってクルクルするし、久保田なんか店のイメージを崩しちゃいかんからと言って、さっきまで着てた服をわざわざ着替えてきたし。元パリジャンは違うだろ?
ちなみに久保田が履き替えてきたズボンは股間に3つチャックがあるキングギドラ仕様のズボン。
http://roofhp.com/kubota/diary/2007/07/post_134.html#comments
久保田の上品はキングギドラなのである。
ランチタイムが終わって周りにお客さんがいなくなってからは2時間程毒を吐き続けた。
1年に一度はこんな日がないといかん。
二日前、同じroofで毒を吐いてた気もするが、まあ細かい事は気にするな。
鹿之輔、ありがとう。
飛行場では皆がオレの荷物を見た。
久保田に突っ込まれてダンボールに包んだものの、ダンボールが足りず、刃の部分だけを梱包して柄はむき出しのままになってたからそれは誰がどうみても斧なのである。
羽田ではその荷物を預かってくれたけど、千歳のターンテーブルから出てきたそれはANAのガムテープでぐるぐる巻きになってた。
オレは自分を普通の人だと思っているのだけど、オレもミヒャエルに「Are you serious?」と言われてしまう人間なのかもしれない。
Comments