30日にうちの長男が熱性痙攣を引き起こした。1歳、2歳で1度ずつやってて、もうすぐ4歳になる今回で3度目。
病院に行き解熱剤をもらったが、その後も朝は熱が37度位まで下がっても夜には40度近くになるというのが二日続いた。39度過ぎでも十分ビビるのだが、3日目の昨日はとうとう40度を超え、あと、そこに因果関係があるのか分からないが、鼻血を2度出した。
枕も自分も鼻血だらけになってビビりまくってる長男。その姿にも、40度過ぎという体温にもオレも嫁もビビった。時間は22時過ぎ。すぐに嫁が芦別市立病院に電話したところ、「うちで出来るのは解熱剤を出すくらいなので、診察を受けたければ他院に行って下さい」と言われた。富良野の協会病院に電話すると「今日の当直医は小児科医ではないけれど、来て下さい」との返事。すぐに子供を毛布にくるんで車を走らせた。
電話の内容から察するに市立病院の昨日の当直医も小児科医ではなかったのだと思う。という事は状況としては協会病院と同じはず。しかし、一方は「診る」と言ってくれ、もう一方は「診れない」と言う。実際、協会病院でしてもらった事も市立病院で言われた「解熱剤を出すだけ」だった。が、医師が診て、それについてアドバイスを下さる、というだけでもこちらとしては不安が緩和される。昨日の先生は長男を診察する前に小児科医に電話して症状を伝えていた(診察室からの声が漏れ聞こえた)。こういうプロっぽくない対処の仕方は人によっては不安になるかもしれないけど、オレはすごく好感が持てた。
ま、市立病院の昨日の状況はオレの推測で、他にも診れない理由があったのかもしれないが、市立病院は家から5分、かたや協会病院は40分かかる。しかも市立病院は協会病院に行く通り道にある。市立病院が同じように対応してくれたら、と思わずにはいられなかった。
病院に向かう道すがら、イライラさせられる事があった。
家を出て5分くらい行ったところで警察が何かやってた。オレの前の車が減速しながらそこを素通りしていったので、オレも同じように通ろうとすると、警察が止まれという指示を出す。またスピード違反?と思い、すぐにスピードメーターを見たが、全然出てない。何故オレだけ止められるんだ?警察は歩道から指示を出してたので車を止めて助手席側の窓を開けると、飲酒の検問だとの事。子供が40度以上の熱を出して病院に向かってるから早くしてくれと言うと、運転席側に行くからそのまま待てという。そのやり取りの間に後続の車が素通りしていく。全車検問ではなく、警察の気まぐれ抜き打ち検問。一気にイライラしてきた。後続車がなくなったところで運転席側にきて、あらためて「こんばんはー、芦別警察でーす。飲酒の検問でーす。」とまた最初から始める。こいつは急いでるオレの気持ちを逆なでしようとしてるのか?オレが酒なんて飲んでないと分かるように、その警察の顔に向けて大きな声で、病院に行きたいから早くしてくれ、と毛布に包まれてぐったりしてる子供を指差しながら言った。にも関わらず、「僕に息をフーッと吹きかけて下さい」と言う。このマイペース具合にブチっといき、「しゃべってるのに息の匂いが分からんのかよ!!早く病院に行かせろよ!!」と怒鳴りつけた。それでようやくオレが酒を飲んでない事とイライラが伝わったらしく、「あ、分かりました。すみませんでした。」と言って車から離れた。
全車検問なら協力するが、病院に一刻も早く行きたいという時に何故気まぐれマイペース検問に協力しなければならんのか?後になって名前を聞いておけばよかったと思った。悶々としながら運転しているうちに、大学時代に空き巣の逃走犯と間違われてしょっぴかれたのを思い出した。近いうちにここでそれを書こう。ちょっと八つ当たりっぽいが。
今日、子供は元気です。
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