ナッピー

皆さん、こんばんは。
最近、僕の今の暮らしに足りないものがケバブである事に気がついた、ベースヨシオカあらため、ケバブヨシオカです。パリに住んでた頃は二日に１回は食べてました。当時の僕の日記を読んでも食べ物のケバブ率がいかに高いか分かると思います。最後に食べたのは、３年前のゴールデンウィーク、こちらに引越す前に行った渋谷の移動販売のケバブです。が、そのケバブは、例えるならホッケだといってシシャモを食べさせられたくらいに、ヨーロッパのケバブと比べるとビックリする程小さく、かつ高いケバブだったので、ショックでした。あれをケバブと呼ぶのは無理がある。
ああ、ケバブが食べたい。デカイケバブが食べたい。I miss ケバブ。

さて、今日は富良野ですごいものを見つけました。残念ながらケバブではないです。ケバブはこの後の文章とは何にも関係ありません。

以前、オレが日記で触れた、納豆をモナカで包んだアイスクリーム的な給食「ナッピー」です。その奇想天外さから、それはオレが夢の中で見た幻だったのかもしれないと、自分の記憶さえ疑っていた代物だったのだけど、それがフラノマルシェで販売されていました。

ただ、商品名はナゥピーとなっている。
ナゥピー？ナッピーじゃないのか？
そこについてはオレの記憶違いだったかなと思ったけど、商品の横にあった商品の説明書きに、以前はナッピーという名前だったという事と、かつて給食で出されていた食べ物である事が記載されてたので、オレの記憶はどれも間違っておらず、この世にナッピーなる給食スイーツ？は確かにあった。

パッケージに書かれている商品のカテゴライズ

「高級味付冷凍納豆」

というのにも打ちのめされました。
味付納豆という言葉から、想像出来る味はどんな味でしょう？
これを書いてる時点でオレはまだ食べてないので、納豆という言葉に引っ張られて、どうしても醤油味しか想像出来ません。
それから、給食で食べてた物が600円もするのは確かに高級だと思いました。
そこに嘘はありませんが、

容器ごと食べられる！！

というセールスポイントは、オレは馬鹿なので、読んだ瞬間この紙箱が食べられると謳ってるように読んでしまいました。

しかし、納豆を包んでるモナカは確かに容器的役割を担ってるので、それも間違ってません。
「高級味付冷凍納豆」「容器ごと食べられる！！」この世にこの肩書きとこのセールスポイントを語れる食べ物はナゥピー以外にない、天下無双の食べ物です。しかし、そもそもナゥピーとはどういう風に発音するのが正解なのでしょうか？ナウピーではなくナゥピー。ウは小さいゥ。ちなみにバャリースも、どうやって読むのかたまに気になる。

製造者は「加工所イマジン」さん。その名前にも感動しました。少なくてもオレはナゥピーのあらゆる事について創造力を刺激されてます。
こういう強烈なものに触れると、自分がいかに小さな事にとらわれながら生きてるかを知らされます。
人生の中で一度位、世の中の常識にとらわれない、というかこの商品のようにそこからはみ出すくらいの事をしてみたいと思いますが、オレはそれほどの器の人間ではないのもちゃんと分かっているので、そういう事はまず間違いなく出来ません。

ここまで書くのに結構長くなってしまったので、食後の感想はまた別に更新します。
興味のある方はお楽しみに！？