皆さん、こんばんは。
今欲しいものは?と聞かれたら、皇潤と答えるヨシオカです。
まだ少し首が痛む。
高熱を出した後に首が痛み出したために内科的に心配してくれる人がいて、その人の勧めもあって先週再度病院に行き診察してもらった。
内科的にも問題ないようで一安心したけど、これからもちょっとした体調の変化で、またあの痛みに襲われるのだろうかと思うと、気が滅入る。
40過ぎても活躍するスポーツ選手って本当にすごいと、最近つくづく思う。
さて、今日は日頃お世話になっている、ある学校の入学式にご招待頂いたので、参加させて頂いた。
入学式が行われる会場に入ったのはムサビの助手時代以来8年振りだけど、日の丸が掲げてある会場に入ったのは、高校の卒業式以来22年振り。自分自身のムサビの入学式で、会場に日の丸がないのに気がついた時、オレは今までと全然違うところにいる!!とても自由なところにいる!!これはダダイズムだ!!くらいの興奮を抱いたのを覚えてるけど、今日は目の前にバーンと日の丸が掲げてある空間で粛々と執り行われる式中、とても厳かな気持ちになった。
自分自身のムサビの入学式で日の丸がない事に興奮したものの、ムサビは「美大=個性的な人間の集まり」みたいな事を意識してか、入学式も卒業式もこだわったものにしようとした結果、妙なショーになってしまっていて、オレはそれが学生の時も助手の時も嫌だった。学生が自分自身を面白く演出するのはいいけど、学校側がそういう演出をするのは、例えるなら、教員自ら生徒にあだ名で呼ばせてるような、そんなグダグダ感を感じてしまってた。ムサビは入学式も卒業式も定刻に始まった事がないのだけど、それもたぶんそんな風に感じる一因。
先生は先生!生徒は生徒!入学式は入学式!式は厳かに執り行うべし!
なのである。
だから今日は、まさにオレが考える入学式だったので、身が引き締まる思いで参加させて頂いた。
ただ、途中で来賓一人一人が新入生に向けて祝辞を送るというプログラムがあるのを式の直前に聞かされて、テンパッたオレはたったひと言「おめでとうございます」と言おうとしたのだが、そのひと言さえも、普段大きい声を出す事がないせいで口が回らず、「おむでとうごじゃいます」と言ってしまった。
こういうプログラムがあるなら前もって教えてほしかったぜ・・・。
そんな恥ずかしい思いをしたけれど、式が終わると清々しい気分になれ、今日は1日いい気分で過ごせた。