今日、彫刻や道具を保管してある部屋に久々に入った。
5年前、都内の某私立小学校で勤めていたのを辞めて、嫁子供を連れて生まれ故郷に戻ってきたのは、そういう、いわゆる創作活動にもっと専念したくてだったのだけど、現実は全く反対方向に進んでしまいまして。
嫁にも子供にも親にも妹にも迷惑をかけてしまってます。
そのためそこに入るとオレは一体何をやってるのかとイライラしてしまうのだけど、今日はいつもとは違い、ちょっと楽しい気分になれた。
今日、そこに入ったのは「男根彫刻大会」の体験記を出すため。
久々に読んだら、当時の記憶が蘇った。そして10年も経てばやはり客観的な目も備わるようで、自分のことながらなかなか面白かった。
A4サイズに20枚も書いてあったので驚いたけど、読んでみると当時のオレがどれもはずせないエピソードだと思って書いてたのを理解した。とにかくおかしなことがいろいろあったのです。
体験記を読んだら一緒にその大会に参加した久保田のブログを読みたくなり、一番古いところからざっと気になったところやオレに触れてくれてるところを読み返させてもらった。
男根彫刻大会を知るためにはまずこの男を知らなくてはなりません。
よく、アイドルやってる子が芸能界に入るきっかけとして、友達の付き添いでオーディション会場行ったら自分も受かっちゃったみたいに言う事があるけれど、オレが世界男根彫刻大会で一位をとったのも似たような流れで、そもそもこの大会への参加が先に決まっていたのは久保田で、オレはおまけ的存在で参加したのです。
この男と出会ってオレの人生は4.2度くらいは進む方向が変わったような気がします。
すごい男です。
ブログを読み返してみると、何度もオレが男根彫刻大会をネタにマンガを描いてると宣伝してくれてて、放置してしまったのを申し訳なく思ってしまった。
久保田、すみません。
マンガは30ページくらい描いてあった。
何かを作りたい、でも場所がない、そんなフラストレーションをためてた2006年にそれがこの体験記と繋がって描き始めたのだけど、後先考えずに描き始めて挫折。
でも折角ここまで描いて、なんか勿体ないな。
ということでこちらもアップしようかなと思ってるところ。
どうするかはまだ決めてませんが、興味をお持ちの皆様、緩い気持ちでお待ち下さいませ。
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