先日売り出したiphoneケースは一回目に作った分は御陰さまで完売し、今週2回目の生産分が完成。 ご予約下さった方々への発送&在庫を持ててこの週末は久々に気持ちに余裕があるので久々のブログ。
さて、久々のブログは先日オレが彫った木に息子が色を塗った時の話。
東京にいた頃のオレを知ってる人はオレがコルベットスティングレイに乗ってたのを覚えてる人もいるでしょう。あの車のバッドモービルみたいな形は初めて見た小学生の時から忘れられず、いつか乗りたいとずっと思ってたのをオレがボーナスのあるサラリーをもらえるのは今だけだろう、と思った時期に買った。
コルベットスティングレイ
普通に運転してるだけでも道を空けてもらえる車だった。一度、2車線一般道の内側車線を普通に走ってたら、前を走ってたパジェロが中央分離帯に乗り上げて道を譲ってくれた事もあった。逆に、その手の車を見たら血が騒ぐ連中によく煽られもした。当時住んでた東京・立川から嫁の実家のある静岡に向かう途中では必ず、必ず、煽られた。
リッター3kmの車になんて今はとても乗れんけど、しかし今も変わらず気になる車である。
仕事中にそんなノスタルジックな気持ちにかられて何気なくそれを思い出して彫ったら、後日息子がそれを欲しがり、そして色を塗ってた。
息子よ、やはりその車が気になるか。
それはいい傾向だ。そして大きくなったらお前もスティングレイに乗るのだ。
そんな事を思いつつ、しかしオレのコルベットは赤だったのだが青に塗ってるのが気になってそれを問うと
息子は
「これプリウスだよ」と言った。
プリウス!?
そういえば以前、車検の台車として乗った青いプリウスがいろいろな場面でしゃべる事に息子は感動して、以来プリウスファンなのである。
プリウスはいい車だ。オレも欲しい。家族のために今一番欲しい車だ。
しかしコルベットをプリウスにするのはあまりにも無茶だぜ。黒を白にしようとしてるものだぜ。
という事で息子にはスティングレイに乗ってほしいと思う前にまずプリウスとスティングレイの違いを教えているところである。 オレの説明は思いっきりスティングレイloveな説明である。それを聞いた息子はスティングレイの素晴らしさに気がつくはず。それが彼の希望「プリウスに乗りたい」と融合して、将来プリウスにスティングレイのエンジンを載せようという面白い発想に達するかもしれない。それは面白い。が、逆にスティングレイにプリウスのエンジンを載せようと思うかもしれない。時代の流れ的にそれもあり得る。
あり得るが、しかしそれは悲しすぎるぜ。