火曜日と水曜日、仕事で名古屋に行ってきた。
乗った飛行機はスカイマーク。スカイマークといえば、羽田ー北九州間の航路を担当していた外国人パイロット二人が、震災後、原発事故を理由に乗務拒否をしてたけど、その二人はその後どうしたのだろうか?オレとしてはそんなヤツはさっさとクビにして日本人のパイロットを雇ってほしいのだけど。ちなみにその二人はロシア人とアメリカ人。
仕事は初日に予定通り済み、二日目は3月にオープンしたばかりのリニア・鉄道館を見学。館内に機関車、電車、新幹線、リニアがところ狭しと展示されてて、一車両ずつに分かりやすく書かれてる説明を読み、いろいろな機械を触りながら、日本の技術力に感動した。日本にはすごい人がいるもんだ。
↑車両全体にかけて下に取り付けられているこの長い棒は、この車両は木製で反りが出てしまうため、それを防止するためのもの。木の力の強さと、それを止めるための対策、手作り感が気になって撮影。
↑車体下部に鋼材そのまま使ってるのが、男の料理的豪快さを感じました。
展示物で、東京ー新大阪間の縮図の上に、同区間の24時間の動きを6分間に短縮して見せてるものがあるのだけど、線路上に常に新幹線がウネウネ一杯走ってて、オレはそれが面白かった。一時にこれ程沢山の新幹線が走ってるなんてビックリした。
あと、名古屋駅周辺の街並を精巧に再現したジオラマのある展示室があって、そこはすごく人気があるらしく入場規制がされてたにも関わらず、それを無視して中に入っていったおばさんの集団を見た。係員に的を絞らせずに、あっという間に全員が中に入ったその動き、それからその体型から、黒い三連星のジェットストリームアタックのようだと思ったのだけど(分からない人はガンダムを見るように)、オレがそんなおばさん集団が気になるのは、オレが久しぶりに都会に出た田舎者だからで、都会では黒い三連星のようなおばさんの集団を見るなんて、そんなに珍しいことではないのかもしれない。
でも、オレも人生に一度位、ジェットストリームアタックをかましたい。
話しがそれた。
とにかく、電車が定刻通り動くのも、東京から新大阪まで新幹線で2時間半で行けるのも、当たり前のことのように感じてしまってたけど、すごい技術が一杯詰まってるのを垣間見た。
もう一つ、名古屋駅からリニア・鉄道館に行くまでの電車の窓から、リサイクル待ちの金属の山がたまに見えたのだけど、それは、オレはこれまで「リサイクル」というのは言葉では接点はあっても、実際にその場面を見るのは初めてだったせいか、リサイクルをすごく実感する光景だった。
その後、帰りの飛行機の時間まで微妙に時間があったので、熱田神宮に向かった。最寄駅で降りたところで頭痛がする程空腹になってたので、たまらず目の前にあったラーメン屋に入って、ラーメン+唐揚げ定食を注文し、がっつり食って、満腹で神社入り口に向かって歩き出したら、すぐにケバブ屋があって、悲しくなった。もう少し冷静な頭があればケバブが食えたはず。
タイトルは、その時に頭の中をめぐった言葉。
「ケバらないと、ケバります、ケバる時、ケバれば、ケバろう」
嗚呼、ケバブが食べたい。
最後の写真は名古屋の駅プラットホームにあった椅子。
普通、椅子というのは、座面が地面と平行か、座面のもも側より尻側が若干下がってて、それに対して背もたれが鈍角に取り付けられてるものだと思うのだけど、名古屋各駅のホームにある椅子は何故か、背もたれがほぼ直角で、それに合わせた鈍角で座面が取り付けられているので、しっかり踏ん張って座らないとずり下がってしまい、座りづらいことこの上なかった。何故あんな形?それが気になった。