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時差ボケ、傾斜しているベッド、隣りの部屋に泊まってる人の強烈な歯ぎしりの音なんかが原因で睡眠が細切れ。歯ぎしりは最初靴底が生ゴムの靴を履いた人が廊下を歩いてる音かと思ってた。しかし、歩いてる割に前にも後ろにも進まんのが変だし、夜中に何度も音がするので気になって、段々意識がはっきりしてくるとそれが歯ぎしりだと分かった。寝てる間にあんなに力を入れて疲れないのだろうか(言い忘れましたがこのジェイルハウスホテル、各部屋の上部30cm位の空間には壁はなく、繋がってます、早い話がネットカフェの個室の仕切りみたいな作りですので、音も臭いも筒抜けです)。
今日の予定はエイトクさんがNYにある美術館の中で一番好きだというホイットニー美術館に行く事。ホテルを出る前に昨日のSubwayの残りを食し(半日経って更に不味くなってた)9時、久保田と一緒にホテルを出発。海外で久保田と一緒に行動する時は大抵歩きます。もしかしたら久保田はオレに合わせてくれてるのかもしれないけど、とにかくいつもの通り歩いて目指す。まずは別館に向かったのだが時間前に着いてしまったので開いておらず。時間が勿体ないからそのまま本館に向かう。途中、巨大なダミアンハーストの作品を見つける。建物の中にも、ダミアンハーストの代表作的なホルマリン付けの作品があった。監視している人の話だとビルのオーナーがダミアンハーストのファンなんだとか。歩いて行動するのは時間がかかるというデメリットがあるけど、でもこういう思わぬ発見があるから楽しい。
ホイットニー美術館、入館料は$15。安くはない。が、全フロア面白かったので不満はない。特に企画展として開催されていたKARA WALKERの展示が面白かった。一人であれだけの空間を埋められる仕事量とテーマを持っているのがすごい。自分で「面白かろう」と思って作ったテーマではボロが出て間が持たないだろうな。
アレクサンダーカルダーの、自分の作品を使ったサーカスの動画も面白かった。カルダーがあんな陽気なおっさんとは知らなかった。
3時過ぎに美術館を出ると、いい匂いを出してるケバブ屋がすぐ近くにいたので迷わず購入。セントラルパークにて遅い昼飯。
ケバブはヨーロッパで食べてたのよりひと回り小さい気がする。が、ピタパンかご飯を選べるシステムはなかなか魅力あるぞ。値段はチキン(ピタパン)で$4。
食べ終わった後、もう一度別館に行ってみたが相変わらず開いておらず。これはオレたちが不運なのか?それともアメリカがこういう国なのか?
部屋に戻って9時頃まで休んだ後、晩飯求めて外出。近くにスーパーがあったから、そこで晩飯と朝飯を買ってしまう事にする。しかし、た、高けぇ!!パンが$5ってなんじゃそりゃ!!確かに20切れ位入ってはいるがよ、このサイズ、パリじゃ2ユーロもしなかったぞ!その他チーズ$5、サラミ$6、オレンジジュース$3.5。てな感じ。
買った後で気が付いたのはその店は何でもかんでもオーガニックがどうのこうのと謳ってる、日本じゃ紀伊國屋とか明治屋みたいなちょっと高めのスーパー。安くおさめるつもりが結局外食するより高くついた。
一泊$30しないホテルの近くにそんな高級スーパー建てるな!
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