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嫁に頼まれていたネイルケア?のナントカ液を買いに行く。欲しいものがあれば買ってくるとは言ったが、こんな、女しかいないような店に行かなきゃ買えないものを頼まれるとは思わんかった。久保田に「吉岡さんにそんな買い物頼めるの、他にいねーですよ。」と同情された。
勇気を出して店に入ってもそのブランドの商品を扱ってなかったり、あっても頼まれたもの全部がなくて、10店舗位回った。かなり頑張ったと思う。
嫁は欲しい色をリストアップし、それぞれの色がどんな色か説明を加えているのだが、それが「渋いピンク」とか「渋い紫」とかそんな説明。嫁よ、オレにはどれも渋いピンクや渋い紫に見えるぞ。
しょうがなく、店に入る度に瓶を一つ一つ持ち上げて裏に書いてある商品名を確認。こんな姿、普段偉そうにしているオレを見ている友人や後輩には絶対に見せられん。そう思いながら、なければ店員に尋ねた。お陰でマンハッタンのどの店がそのブランドを一番安く売ってるとか、そんな事まで詳しくなってしまったよ。
ひとまずあるものだけ購入。しかし買った後で小心者のオレは、それを持ち歩いて他の店に入ったら万引きしたと思われるんじゃなかろうかと心配になってきて、買ったものを置きに一度ホテルへ戻った。そして再び外出しようとすると、激しい雨。しょうがないのでホテルにて休憩。ホテルの入り口でボーっと外を見てたら久保田もびしょぬれになって戻ってきた。
14:30頃雨が上がる。再び頼まれたものを探しつつ(結局見つからなかった)、今日(金曜日)は16時からMOMAに無料で入れる日(通常は$20)なので、MOMAに向かう。久保田とは別行動。
MOMA、無料だから文句は言えないのだが、しかし、特に美術に興味がある訳でもないのにひとまず来てるだけの人多過ぎ、写真撮ってる奴多過ぎ、写真だけ撮って作品見ない奴多過ぎ、有名な作品の前で記念撮影してる馬鹿多過ぎ(特に日本人が多かった)、フラッシュ使う馬鹿多過ぎ、作品多過ぎ、広過ぎ。ルーブル程の広さではないものの、しかし非常に疲れました。
帰り際、美術館前にパトカーが赤色灯を着けながら数台止まってた。何があったんかね?
それがオレのMOMAの思い出。
デカけりゃいいってもんじゃないな。
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