前回と前々回の日記で触れた「奴」。
金曜日、奴には会えなかったものの渡さなければならない書類があったから、それだけを奴の仲間に渡してきた。その中に伝わり難い点があったため奴からファックスが届いたので、月曜日、その件について奴に電話し、補足説明させてもらった。その際、そのファックスにはオレが「逆なで」と言っている事についても書かれていたのであらためて質問した。
奴が逆なでしてくる事とは簡単に言ってしまえば、奴が後だしジャンケンみたいな真似をしてくる事。
今回奴に渡したものはある申請に関して提出しなければならなかった資料と報告書。
それが受理されたのは約4ヶ月前で、その時渡された提出資料のリストに記載されていた全ての書類を揃えてある(提出に4ヶ月という時間を要したのはこの4ヶ月間についての報告書だったから)。にも関わらず、奴は提出する直前になってリストに記載されてない別の資料も必要だと言ってきた。念のため、それはリストに記載されているのか確認をしたところ、そこには書いてないがそれが必要な事は口頭で伝えたと言う。
口頭で伝えたのを記憶しておきながら記載しないという事はつまり、奴は故意に記載しなかったと取れる訳で、オレが覚えていようがいなかろうが、契約上それは大いに問題があると思うのだが。
奴はそんな事は気にもならないらしく、とにかくそれを出さないとダメだと言い続ける。
一応書くとオレにはそれを言われた覚えは全くない。
これは申請である。こちらがお願いしている事である。
だからそれに対して出さなければならないものがあるのであれば、それを出すのは当たり前の話しである。
しかし、申請を受理した時の提出資料のリストに載ってなかったものを後日要求されるのって「5000円ポッキリ」とか看板に書いておいて清算の時に法外な金を請求する飲み屋と同じからくりじゃないのか?(行った事ないけど)
納得いかんよ。
オレは奴に「それ程重要な資料ならなぜ提出資料のリストに記載しなかったのか?記載もれだったのならそれに気がついたところですぐにそれを伝えるべきではなかったのか?他の資料作成と平行して行えばスムーズに作成出来たものを今からやるのでは時間がかかるし無駄が多い。こういう契約の進め方はあなたにとっては普通の事なのか?」と尋ねた。
奴はこう答えた。
「あなたが連絡してこなかったから伝える事が出来なかった」
オレのミスだと言っている。
ちなみに「奴」は役人である。
補足
申請が受理された時に奴からもらった書類は、「概ねここに記載されているものが必要」と、言い回しに含みを残した表現で書かれてあり、奴はそれを後だしジャンケンの根拠にしている。しかし、概ねってのは大体って意味だろ。「概ね」以外に必要なものは、月曜日のやりとりのように、提出書類に分かり難い点があって、そこについて補足説明する、そういうことなんじゃないのかね?最初から必要だと分かっているものは概ねの中に入るだろ普通。