知りませんでした。
同じロゴとピンクのうさぎを使い続けるって事は倒産前のイメージを踏襲するってことなのかな。あんまり良いイメージがないと思うのだけど。
ま、それはそれとして、何回か前の日記で触れた体験談にもあるようにオレはNOVAに通った事があり、タイムリーな事にそれについて書いてあったのでそれを更新します。
恥ずかしながら私、NOVAに通っておりました。授業料として60万円程払いました。ピンクのうさぎにやられちまいました。
60万かけて教わった事で今も覚えているのは「should」だけ。言い方を変えれば、オレのshouldは60万の価値があるという事です。
なんせ奴ら、日本語が全く話せませんから一つつまずいたら前に進みません。そうこうしているうちに一コマ終わってしまいます。だからネイティブと定期的に会話が出来るというだけで、英会話学校としてはほとんど役に立ちませんでした。ただ、英会話はほとんど身に付かなかったけど、ネタは身に付きました。おかしな人、おバカな人達が揃ったNOVAのスタッフを今も忘れません。
<いつも胸の谷間がすごく開いた服を着たカナダ人女性講師>
沈黙とか無音が苦手なのか、何かを考えたり相づちを打つ時やたらと「オ〜ゥ」とか「ゥン〜〜」とか「ィェヤ〜〜」と言う。それが米国製AVのよがり声みたいな声だと思ったのはその教室に通ってた生徒でオレの他にも間違いなくいると思う。服もそんなだから、本当にそちらの人なんじゃないかと思ってた。
<何かと理由をつけて授業をしない青い目のおっさん講師>
「今日は悲しい事があった。子どもが熱を出した。とても授業を行える気分ではない。オレの話しを聞いてくれ。」「オレはNOVAの他に高校でも講師をやってるのだが、そちらがクビになった。とても授業を行える気分ではない。話しを聞いてくれ。」と言った感じで自分が話したい事を好き勝手話すおっさん。話しを聞いてくれとか言ってテメーはクレイジーケンバンドか?とか、オレはクレームをつけるべきだったのでしょうけど、そんな英会話力がないオレは意に反して「アーユーOK?」とか言って気遣ったりしてオレも馬鹿でした。
<takeをテイクではなくタイクと発音させるニュージーランド人講師>
テイクと発音しているのをわざわざタイクに矯正させられました。いや、オレ今のところニュージーランドに行く気はないし。
<「自分の彼女は浜崎あゆみ」という設定で例題を作りたがる米国人講師>
授業中散々「自分の彼女は浜崎あゆみ」という設定で例題を作って授業を進め、更に最後に「シゲト、お前はオレの話を信じてないだろ?ホントだぞ、オレの彼女は本当に浜崎あゆみだぞ!ただ、今ちょっと喧嘩してるんだ。日本の女の子とどうやったら上手く仲直り出来るか教えてくれ」と言い出す。面倒くさいから黙って考えてる振りをしたら、「シゲト、お前信じたのか?信じたのか?ジョークだよ!!ジョーク!!HAHAHA!!」と言い、してやったりみたいな顔をしてハイタッチを求めてくる面倒くさい奴。こいつだけは今も名前まで覚えてる。
<泥酔して電車で喧嘩して始末書書かされてた筋肉マッチョ講師>
この講師、日本に来て授業を始めた翌週にこの騒動を起こしてました。松坂(レッドソックス)風に言えば、こいつと会って、NOVAってところは英語圏に住む一般人を講師と言ってるだけだというのが自信から確信に変わりました。しかも、授業中にNOVAの外でオレの授業を受けないかとヒソヒソ声で交渉してきたりして一番馬鹿だった。
<やたらと話しかけてくる受付嬢>
マニュアルに「生徒と出来るだけコミュニケーションをとりましょう」みたいな事が書いてあったのでしょうか。どの受付スタッフもやたらと話しかけてくる。しかし、その切り口が不自然だし、話題もクリスマスの夜の過ごし方とか、バレンタインデーは楽しみかとか面倒くさいのが多かったから適当に「わかりません」とか「考えた事ありません」と返事をしてたら「もっとちゃんと答えられないのですか!!いつもいつも!!」と一度キレられた。キレんなよ。
オレがNOVAに通ってたのは2002年で、倒産する5年前ですが、その時点で既に倒産の噂は流れていたし、たまに良い先生だなと思う人とあたっても生徒の前で簡単にNOVA批判(NOVAは no vacation の略だと言ってた)をしたりして全然愛社精神を持ってないし、もう末期状態でした。
さて新しいNOVAはどうなるのでしょうか。
ま、オレは2度と通う事はないから、オレにとってのNOVAは永遠にこのイメージですけど。
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