今日は地元の道の駅で「ジャンボカボチャ祭り」というイベントが開催されていたので、見に行った。芦別はお化けカボチャの産地。もちろん普通のカボチャも生産しており、その味を嫁はかなり気に入ってるのだけど、今日のイベントは同じくお化けカボチャの産地であるカナダの姉妹都市(名前を忘れた)とのお化けカボチャの大きさ対決がメインのイベント。そこにカボチャ繋がりでハロウィンのイベント(仮装やランタン作り)も催され、カナダ人と思しき北海道内在住の外国人10人程がその運営をサポートしていた。
オレが高校卒業して芦別を離れる20年前まで、芦別で一度にこんなに沢山の外国人を見た記憶はない。彼等が子供達と楽しくランタン作りをしているのを見ていたら、ふと、ドイツ人の友人ミヒャエルが、アメリカ人のガールフレンド(今は嫁さん)を連れて自分の田舎に帰った時の話しを思い出した。
彼の田舎は芦別よりも小さな町で、ミヒャエル曰く、外国人が来たのは彼女が初めてらしいのだけど、ガールフレンドを伴って実家に到着したミヒャエルがおじいさんに彼女を紹介したら、おじいさんはかなりショックを受けたんだそうだ。というのは、彼のおじいさんは兵隊として第二次世界大戦でアメリカ人と戦っているのである。自分の孫がかつての敵国の人間をガールフレンドだといって、紹介してきたら、しかもそれが生涯で初めて紹介された外国人なら、それはやっぱり驚くだろうよ。そして時代が変わったのを痛感したに違いない(ちなみにオレが彼の実家に遊びに行った時、おじいさんはかつての同盟国の人間が来たといって、喜んでくれたらしい)。
彼のおじいさんの驚きに比べたら、今日、オレが彼等を見て感じた20年前との差は大したものではないのだけど、それにしても、「ボクハ アシベツマンデース」とかいって、スーパーマンのバッタもんみたいな格好をした外国人をオレの田舎で見たのは、いささかショックであった。
これもいわゆるグローバリズムというやつの一端なのだろうか?
Ashibetuマン、Aだけでなくもっと芦別を研究してそれっぽい格好にしてほしいです。
なんか、モザイクって興奮します。
Posted by: KUBOTA | 10/17/2010 at 07:44 PM
KUBOTA
多分、たまたま「A」という刺繍の入ったコスチュームを持ってたから、「アシベツマン」と言ってただけで、芦別との繋がりはそれ以上どうでもいいんじゃないかと思う。この写真では分からんけど、パンツの股間になんか詰めて疑似もっこりさせてたり、よく分からんセンスの持ち主だったが、子供とは仲良く接してた。
Posted by: Shigeto Yoshioka | 10/17/2010 at 10:25 PM