ガンダムを見てきた

先週、私用で静岡に行ってきた。
なかなかタイトなスケジュールではあったのだけれど、静岡に行くならどうしても等身大ガンダムを見ておきたかったので、行ってきましたホビーショー。
「今更？」なんて言わないでくれたまえ。
ガンダムに「今更」は無いのである。
ガンプラブームの頃、オレは小５。144分の1サイズ、300円のガンプラを買うのが精一杯だったのだけど、折角買えても不良連中に強制的に「ガルダン」というガンダムのバッタもんのプラモデルと交換されたり、シャア専用ザクが手に入っても、肝心のツノを無くしてしまって、しょうがなく量産型ザクにしようとして色を塗り替えたらとんでもなく汚いザクになってしまったことを思い出しているうちに、とうとうガンダムが視界に入ってきた。それまでの道中で、等身大ガンダムのイメージはどんどん膨れ上がり、身長が18メートルと分かっていても会場到着直前にはそれは東京タワーくらいのデカさでオレの前に現れるイメージになっていたので、隣りにあったビルよりも小さかったそれにちょっと肩すかしを食らったのだけど、しかし、会場に入って更に近づくと

で、でかい！！

デカイです！！

気分は一気にサイドセブンに。
「宇宙」を「そら」と読むガンダムオタクを今までちょっと馬鹿にしてましたが、すみません、僕が間違ってました。その時オレがガンダムの後ろに見ていたそらは「空」ではなく「宇宙」でした。
これからはガンダムの後ろにあるそらは「宇宙」と表記すべきでしょう。

近づくと興奮が更にまし、シャッターにかけた指が離れない。

是非ともこいつの開発を進めて本当に使えるようにしてほしい。
そしたら米軍も中共軍も露軍も、目じゃないのだが。竹島も北方領土も奪還出来、かつ尖閣諸島の領有について中国がガタガタ言う事もなくなるのだが。しかし、もし本当にそんな事が実現したら、中国はすぐに「ガルダン」みたいなバッタもんを作るのは間違いない。
なんて事を考えながら写真をバシャバシャ撮った。
最後に会場スタッフがガンダムと一緒に写真を撮ってくれるデッキに乗って記念撮影。

その辺りで気持ちが落ち着いてきて腹が減ってる事に気がつき屋台の方に向かうと、嗚呼、なんという巡り合わせ。
ケバブの屋台があるではないか！！
パリにいた１年間食べ続けたケバブ。
北海道に引越してからはもう食べられないかもしれないと半ば諦めていたケバブ。
その時の気分は「ケバブ求めて三千里」もとい「母を求めて三千里」のマルコ。

ケバブー！！ケバブー！！

とは叫びませんが。
でも、すぐに買いました。
ケバブは美味かった。
ガンダムはデカかった。

静岡ホビーショー
ガンダムを見ながらケバブを食べられる場所。素敵です！！