昨日の朝、芦別の気温は-18℃。幌加内という町では-29.6℃だったんだそうで。寒さは今週から来週にかけてが一番厳しい。こんな時期に素手で金属に触ろうものならくっついて離れなくなるから気をつけなくてはならない。
またまた思い出話になってしまうけど、小学6年生のこの時期の夜、スキーを楽しんでる時にストックが唇にくっついて離れなくなった経験がある。正確に言えばリフトに乗ってた時の出来事。膝の上に置いてたストックを、向きを変えて持ち替えようと持ち上げた拍子に、唇に触れてくっついて離れなくなり、手放しでも唇にくっついてた。
リフト上だから助けを呼ぼうにも誰も周りにいなくて、パニックになって力任せにはずしたら、唇の皮ごと剥がれて血だらけになってしまった。その血もすぐに凍ったような気がしてるけど、唇にストックがくっついたのを強烈に記憶してしまったせいか、その後の事はちゃんとは覚えてない。
いつだったか、大阪在住のアーティスト・タチバナさんにその時の話しをしたら「何でそのまま滑らんのや?自分だったらそのおもろい姿を「見て見て!!」と言って周りの人に見せながら滑るぞ」と言われ、大阪人の笑いに対する姿勢を知らされたのを思い出した。
それでそんな姿を絵に描いてみたけど、タチバナさん、これじゃあ「見て見て」とアピールしようにも口が開けられませんよ。