皆さん、こんにちは。
今日、こちらは晴れたり雨が降ったりな天気。最近はずっとこんな梅雨っぽい天気。北海道には梅雨はないはずなのだが。
そして、今年も気がつけば辺り一面よんぽぽだらけになってる。さっき子供と一緒に近くの公園で遊んできたのだけど、その時によんぽぽの中に子供を立たせて写真を撮った。子供の身長は1.05メートル。彼のすぐ前にあるのは彼の身長の半分の高さはあるので、よんぽぽの背の高さが分かるかと思います。これをたんぽぽと呼ぶのは、今も無理があると思う。
さて、今日も北海道新聞「朝の食卓」に使って頂いたオレの文章を載せます。
この文章、本文はあるものの、タイトルも掲載日も分からなくなってしまいました。この辺りから、オレの謙虚な気持ちが薄れ始めたのかもしれないな・・・。
僕は今芦別で玩具作りをしているけど、もともとは大学で彫刻の勉強をし、卒業後も制作と発表を続けてきたのでキャリアとしては彫刻の方が長い。
昨年も東京と大阪で1度ずつ、また、これまでの僕の活動を知っている地元の人からのお誘いで芦別でも初めて彫刻の作品展を開いた。今年は玩具で達成したい目標があり、その時間の確保のため彫刻は控えている。今の生活では彫刻に費やす時間を確保するのはなかなか難しいところもあるのだけど、とはいえ今も彫刻の制作は僕には欠かせない活動だ。
こういう話をすると、どちらが大事なのですか? といった質問をよく受けるのだけど、玩具作りと彫刻、僕にとってそれらは歩く時の右足と左足みたいなもので、彫刻の制作の中で玩具作りにつながる事に気がつき、玩具の仕事を進められる時もあるし、玩具作りで満たされない衝動が彫刻に打ち込むことで満たされる時もある。どちらもやめられない。
今年は彫刻の制作を控えていると書いたけど、正確に言うと、来月地元で開催される、あるイベントで彫刻を作ってみないかと声をかけてもらったため、その日1日は彫刻に向き合う。先日、久々にチェーンソーを手に取ってみると、彫刻を作るのが一気に楽しみになってきた。やっぱりやめられない。(玩具デザイナー・芦別)
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