今日タイヤを夏タイヤに換えた。ようやくだ。
今年の冬は本当に雪が多く、1日に何度も除雪してた時期には春は来るのだろうかとさえ思ったけど、ここ数日で一気に日差しが暖かくなってきて今日は半袖で遊んでる子供も見かけた。陽のあたらない場所にはまだ雪が残ってるけど、もう雪が降る事はないでしょう。
春はちゃんと来ました(春と表現するには一気に暖かくなったけど、でもまだ桜は咲いてない)。
雪の多さばかりに気を取られてたせいか、雪がなくなって気がつけば日が結構長くなってた。
それで思い出したのだけど、北海道では日が沈む時間は1日に1分ずつ変動してるらしい。北海道に戻ってから何度かそんな話を聞いた事がある。
日が沈む時間が1分ずつ変わるなら、日が昇る時間も1分ずつ変わるはず。という事は冬至から夏至にかけてなら毎日2分ずつ日が長くなっていき、夏至から冬至にかけては逆に2分ずつ短くなっていくという事になる。それを365日で繰り返してるのだから夏至と冬至の日の長さの違いは365分(毎日2分の違い×365日÷2)となる。
365分!?
365分て言ったらあーた、6時間5分ですよ!
と、頭の中でみのもんたみたいに突っ込み、「そんな大げさな!」と最初は思ったのだけど、考えてみるとこの辺りの夏至の頃は3時頃には明るくなり始めて20時近くになってもまだ西の方はぼんやりと明るいのに対し、冬至の頃は6時頃ようやく明るくなり始めて17時には暗くなってる。その差は6時間。全然大げさじゃなかった。
念のためちょっと調べてみたら根室でその差は6時間22分あるのが分かった。
http://sao.seesaa.net/article/94190110.html
太陽は昨日より今日2分長く空にあって、明日は更に2分長くある。夏至を過ぎると逆に2分ずつ短くなっていく。そして半年後、その蓄積された差は6時間になってる。
そんな風に考えると、急に時間の重みを感じ、また日のある時間を有効利用しないとすごく勿体ない過ごし方をしてる気がしてきた。
北海道に移住して6月30日でまる4年になる。その間、仕事に追われて一杯一杯になってる日が圧倒的に多く、日々の変化どころか季節を実感しながら生活する気持ちの余裕もなかった。折角四季がはっきりして自然広がる場所で過ごしてるのに随分雑に生きてたなと思う。
まあ、それは今更どうしようもないけど、これからはもうちょっと日々を楽しみながら過ごしたいと思うところです。
ところで今日タイヤを替えたのは明日家族で出かける予定があるから。
とりあえず明日くらいは今日より2分日の長い1日をしっかり楽しもうと思ってます。
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