写真に写ってるのはこの辺ではどこでも見かける普通のたんぽぽなのだけど、7年前、夏の北海道に初めて来た嫁が「たんぽぽの背が高い!!」と驚いてて、それでオレも初めてこの辺のたんぽぽが本州のものと比べて背が高いのに気がついた。高さは50〜60cmはある。どうやらこれは外来種らしいのを最近知ったのだけど、その時は嫁の反応が面白くて、咄嗟に「これはたんぽぽに似てるけどたんぽぽじゃなくて、よんぽぽという花だよ」とウソをついた。北海道には占冠とか音威子府とか普通には読めない地名があるし(占冠→しむかっぷ、音威子府→おといねっぷ)、ペンケホロナイ川とかオロチョン川とか、アイヌ語を元にした変わった名前の川もあるから、もしかしたら信じるかも、と思ったけど、嫁はそこまで馬鹿ではなかった。というか、それ以来、オレが馬鹿ということになってしまった。ちなみにオレは花の名前はたんぽぽとひまわりしか言えません。