最近図面をひいたりパソコンに向かってる時の息抜きに80年代の洋楽のプロモーションビデオをよく観る。息抜きをしようとするとほとんど無意識的に観てしまう。何故80年代かと言えば、80年代に生活していた町に戻ってきたせいだと思う。何故洋楽かといえば、当時は洋楽を聴くのがカッコいいと思って洋楽ばかり聴いてたから。
もちろん歌詞は全く理解出来ずに聴いてた訳で、そんなだからビルボードやらキャッシュボックスやらの上位にあるのを片っ端から聴いてただけの節操も何もない聴き方してたので、1曲聴くと同時期に流行ってた曲を芋づる式に思い出してあれこれ聴いてしまう。
PVでは高校1年生の時にピーターガブリエルの「スレッジハンマー」にたまげて、中途半端ながらも現在物作りの道にいるのとそれを観た事は無縁ではないと思うけど、そんな感じで中高校生の時は洋楽にハマってた。
だけど、今振り返るとなんでこんな曲に夢中になってたんかなと思うのもたくさんある。
たとえばスティクスの「ミスターロボット」。
洋楽を聴くのがカッコいいと思って中学1年生の少年ヨシオカが初めて買った洋楽のレコードだけど、この曲、サビが「ドモアリガットミスターロバット ドモ ドモ(どうもありがとう ミスターロボット どうも どうも)」という日本語の洋楽。わざわざ洋楽を聴いておきながら日本語のサビにときめいていた。その時、人間とは矛盾に満ちた存在だという悟りの境地に達していればサルトルあるいはハイデッカー、はたまたフロイトのようになれたかもしれない(名前しか知らんからそれ以上の事を突っ込むなよ)。
昨日、出先の駐車場でオレの車の隣りに「わ」ナンバーの車、その隣りに「む」ナンバーの車が止まってて、くっ付けると「わむ」→「ワム!」になるのがちょっと嬉しかったのもそんな少年時代を過ごしたせいと思われる。
ごく最近でも、おいらこの年代の音楽を聴いているな。
古き良き時代なのでしょうか?今でも毎週ベストヒットUSAを見てる。
少年時代のままです。
Posted by: itanoue | 10/25/2009 at 10:39 AM
当時itanoueとは随分レコードの貸し借りをしたような気がする。
今度会ってそんな話しをしましょう。
Posted by: mohican | 10/26/2009 at 07:10 AM