一昨日の晩、前回書いた取材の記事が昨日の新聞に載ると記者さんから連絡を受けた。掲載されたのは北海道新聞。北海道新聞には8/12個展について、8 /14子供造形教室について、8/28オレの人物紹介、と既に3度も記事にしてもらっており、今回が4回目。いやいやありがたいです。中三から高一までの2年間、北海道新聞の朝刊を眠い目こすりつつ配達していた甲斐がありました。ただ昨日のオレの記事は芦別で売ってる空知(そらち)版の北海道新聞には掲載されず、富良野版?上川版?に掲載されるものだったので、新聞を買うために30キロ先の富良野まで行かなくてはならんかった。東京で言えば新宿〜立川位の距離。サザエさんのように財布を忘れては愉快になれない距離です。財布を忘れなくても新聞だけ買って帰ってくるには勿体ない距離だから昨日もまたフラノカフェに行ってエスプレッソ飲んできたのだけど、新聞の効果があってお客さんがたくさん来てくれたとエラい感謝された。玩具もこれがきっかけで富良野で販路が見つかるといいのだけど。
気分を良くしながら車に乗り込み、すっかり暗くなった帰り道を走ってると対向車線側にパトカーのランプが2つ見えた。もう絶対に減点出来ないオレはわざとらしい程に減速しつつそのランプに意識を置きながら進んでいくと、突然車道の中央にパイロン、続いて血だらけで死んでる鹿が見え、あわててハンドルを切った。どうやら鹿を轢いてしまった事故現場らしい。この辺りでは道路脇に鹿を見るのはしょっちゅうだし、鹿を轢くのも珍しい事ではないと聞いてたけど、しかし、鹿がぶっ倒れてる場所から事故車が止まってる場所まで100〜150メートル位の距離があって、その距離を鹿が車にはね飛ばされたのかと思うとぞっとした。事故車も自走出来ないくらいに前が潰れてたし。その辺りを法定速度で走る車なんていないからその車もそれなりにスピード出してたと思うのだけど、こういう場合も警察はブレーキ痕から衝突時のスピードを割り出して、スピード違反だといって咎めるのだろうか?
その事故現場を通り過ぎた後、昨年、こちらに引っ越して来てすぐに嫁に車の運転の練習をさせようと近くの山道に行った時の事を思い出した。そこはこの辺りでは珍しく一方通行の狭い道なのだけど、しばらく進むと蛇が道路に横たわってて、嫁は手前で止まったけど蛇は動こうとしない。オレは鬼軍曹のように「進め!!」と言って進ませた。ボコッ、ボコッと前輪と後輪が蛇に乗り上げる感触があった。嫁は涙目になってた。
そういや走行中の車のフロントガラスに鳥がぶつかってきた事もある。あれもおそらく即死で、ウチの車が通り過ぎた後道に落っこちてたに違いない。
北海道に住むとはそういう事でもあるので、その事故を見てオレは鹿よりもその車の運転手に同情した。それもこの辺りでは普通の事で、ことさら強調する事ではないのをわざわざ日記にしてる分、オレはまだ北海道初心者である。
子供のころ、轢かれた鹿をオヤジと二人で軽トラで運んできて、食べた事があります。
Posted by: くぼちん | 10/04/2009 at 04:06 PM
キミとキミの親父さんはやはりスケールが違います。
Posted by: mohican | 10/04/2009 at 06:17 PM